1年生の算数の時間。「金魚を,女の子が3匹,男の子が2匹,すいそうに入れました。金魚はみんなでなんびきになりますか。」このおはなしをもとに,
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「たしざん」の式をノートにていねいに書いて,みんながこたえを求められるようになりました。
ところで,「しきにかくとどんないいことありますか?」と先生がたずねました。
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「こたえがわかる。」「おぼえられる。」「みんなわかる。」みんなは,自分の考えをお話しします。堂々としていたり,ドキドキしたりしながら発表するお友達。
一人一人の考えをうなずきながら聞いていた先生が,「みんなわかるって,どういうことなのかなあ。みんなわかる?」と,またたずねました。
するとみんなは,「おはなしが,みんなわかる。」「おはなしがみんながわかるようになる。」「みんなにわかりやすい。」と。
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そのみんなの言葉を,先生は,黒板に書き留めました。
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なるほど!と,みんながわかってくれて,にっこり。
少しどきどきはするけど,自分の考えを発表してよかったね。